先週、Youtubeにしてから、大分後悔していた。それは音が一部(主旋律の一部)が欠落するほど録音状態が酷かったことである。その思いがuploadしてから暫く続いていた。そして、伴奏の一部を書き直し、楽器構成も変更することにした。 今回は、主旋律をハーモニカではなくクラリネットに変更し、相性のよいオーボエと絡ませ、チェロももっと歌わせ…
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今日は、北海道で農作業をしていた時に母の頭に浮かんだ曲をyoutubeに仕上げてみた。 母はクラシック音楽が好きだが、その素養は祖父から受継いでいることは明白である。祖父がレコードの鑑賞を自宅でしていて、子供達にも嬉しそうに聴かせてくれたそうだ。だから、バッハ、ベートーベンやモーツアルトなどは聴いていた。戦時中にはアメリカ、フランスは…
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今回は、この『北海道の思い出』の中で、最も書きたかったものの一つである蛸部屋の話。話だけしか知らないが、この話の糸を手繰ってゆくと裏の社会の一部が分かるだろう。タコ部屋からの生還者 この人物のことを書こうと思ったら、本当は一冊の長編小説が十分に書けるだろう。それほど多くの苦労をしてきた男なのである。しかし、残念ながら私はこのI沼の…
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今日は久々に『北海道の思い出』の続き。約2回分ほどの分量をとばす。童謡の絵本 一九五〇年十二月 一九五〇年十二月には、嬉しいクリスマスプレゼントが長姉に送られてきた。八冊の童謡の絵本である。この絵本の挿絵は、日本画壇の錚々たる人々が担当していた。黒崎義介、松田文雄等名前を思い出せないのが残念であるが、母がこれらの画家たちは日本を代…
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蝉時雨 北海道の十勝に多く見られる蝉は、エゾハルゼミである。この蝉は透明な羽を持ち、黄緑色の顔に黒で隈取りをしたような柄の蝉である。川崎市に引っ越してきた時に、油蝉、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、カナカナゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミと言う蝉たちの声に接して多いにその違いを楽しんだ。油蝉やニイニイゼミのように羽が透明でない蝉は、薄汚…
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