宮沢賢治作品に基づく映像作品 その8『オッベルと象』

 『オッベルと象』をやっと完成させることができた。この賢治作品のために、曲を書いたのはもう二十年近く前ではなかったかと思う。物語から脚本を書いたのが、4年ほど前。その後絵コンテは終わったものの、他の作品の映像化を優先したために、完成が遅れた。  この作品は、賢治の作品の中でも、牛飼いの「調子よい語り」(五七調で書かれているわけではない…

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『オッベルと象』制作中

宮沢賢治作品の映像化、第8番目の作品『オッベルと象』は、牛飼いの台詞の録音を採り直しすることにしたため、録音は中断し進んでいない。それでも、紙人形作りは順調で、八割方作り上げた。どういう方式が、自分の描いている世界に近くなるのか、試行錯誤の連続。 ※この物語では、牛飼いの語り(口調、言葉の選択など)に賢治のユーモアがよく現れている…

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悪魔の誘惑

今年作った3分の映像作品。一人ですべてやっているので、こういう作り方には限界があると感じているが、それは工夫が足りないからと考えるべき。何とか、この状況を打破しなければ。 この作品は、大学生時代に書いた物語詩『悪魔の説教』のシリーズの一つとして今回考えた物語。 超能天気な男に、いつも裏切られている悪魔。この悪魔と男は、親友でもある。…

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森のアトリエ

昨年書いた曲に合わせて、それ以前に撮っておいた映像を組み合わせた作品。 今書いている物語が完成すれば、やっと『オッベルと象』に取り掛かれるだろうと思っています。

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